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写真のボケの種類

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ボケとは

ボケとは、被写体深度(ピントが合っている範囲)の外側。
ピントが合っていないように見える範囲のこと。

ボケは写真ならではの表現。

ボケを効果的に使うと、きれいで雰囲気のある写真になるのでマスターしたい。

ボケを撮るには、以下の条件にすると撮りやすい。

  • 中望遠~望遠レンズを使い、できるだけズームする
  • F値(絞り)の数値を開放(小さいほう)にする
  • カメラと被写体の距離は近くに
  • 被写体と背景の距離は離す

日本国外でも「bokeh」と呼ばれる。

逆に、画面のすべてにピントを合わせることをパンフォーカスと言う。

4種類の写真のボケ

後ろボケ(背景ボケ)

ボケの定番、一番よく使われるボケの種類。

被写体を手前に置き手前にピントを合わせて撮る。

背景をぼかすと、被写体がくっきり目立つので、主役を引き立たせる効果がある。

また、ソフトな印象を与えたり、画面全体がすっきり見える効果もある。

被写体から背景との距離を離す程、ボケの量が大きくなる。

絞り数値を小さく設定するとボケやすくなる。

ズームレンズの場合は望遠側で撮ると、しっかりとボケのある写真になる。

前ボケ

メインの被写体の前で、別の被写体がボケている状態。

意図的に手前にボケた被写体を入れて撮影する。

被写体より前にボケる脇役をいれて、後ろの被写体にピントを合わせて撮影する。

ふわっとソフトに見せたり、写真に奥行き感を出す効果がある。

絞り数値はできるだけ小さくする。

前ボケの素材をカメラに近づけるほど、ボケの量は大きくる。

玉ボケ

点光源がボケることでできる、玉のようなボケ。

キラキラと幻想的な写真になる。

玉になるための点光源(玉ボケのもと)が必要。

点光源になるのは、電球などの光、木漏れ日や水面の反射など。

絞りの数値を小さくすればするほど玉ボケになりやすい。

前後ボケ

1枚の写真の中に、前ボケと後ろボケ両方がある。 

この記事を書いた人

写真を楽しんでいます。
2023年4月から、写真教室に通っています。
ストックフォトサイトのPIXTAAdobe Stockにも投稿をはじめました。

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